パーマカルチャーというと、化学肥料や農薬などを使わず、自然を手本に共生していくという、高度な理論と実践、そしていっそうの辛抱が要求される農法というイメージがありますが、タバコ片手にのんびり怠惰にやるほうが自然なのかもしれません。
写真のマイク・ファインゴールド（Mike Feingold）さんが、イギリスのブリストルという地方都市で運営しているパーマカルチャー菜園の映像です。
マイクさんはかつて、世界中を旅し、アジアや中東でパーマカルチャーの実践をしてきた方で、学校でパーマカルチャー・デザインについての講義もされているようです。
インパクトある風貌からも、親しみやすい人柄が偲ばれます。
一見、精緻な理論やシステムからはかけ離れた、混沌とした印象を残す映像ですが、ところどころ登場する“余計な労働はしない”ための工夫は、長年の経験あってのものだと納得できる内容です。
ただそれよりも、見ていてなんとなく楽しそうなのがいいです。
