Archive for 2009

自転車とカヤックのハイブリッド。


最もシンプルな乗り物、『自転車』と『カヤック』。
このふたつをひとつにしたら、スマートな水陸両用自転車ができました。

2009/10/12 by Tate Slow
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モーターレスホーム

自転車キャンパー
アーティスト、Kevin Cyr氏のつくった自転車キャンパー。
後2輪、前1輪の自転車の後ろには、小さくても必要最低限のアメニティーを備えた「家」がついていて、漕いで移動することができます。

2009/10/07 by Tate Slow
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野生へ


映像作家のエド・ワードル氏がカナディアン・ユーコンの大自然で、たったひとり3ヶ月間サバイバルをしている模様をNational Geographic Channelで公開しています。

by Tate Slow
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気ままに自然に。マイクの天然パーマカルチャー。

Source:Bruce

パーマカルチャーというと、化学肥料や農薬などを使わず、自然を手本に共生していくという、高度な理論と実践、そしていっそうの辛抱が要求される農法というイメージがありますが、タバコ片手にのんびり怠惰にやるほうが自然なのかもしれません。

2009/09/23 by Tate Slow
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99年の進化。ソーラー航空機初のアルプス横断飛行。

Photo: SolarFlight

1910年、ペルー人飛行家ホルヘ・チャベス氏は、たった30馬力あまりのフランスの単発単葉機ブレリオ XI号機を駆って標高2008メートルのシンプロン峠に挑み、初のアルプス横断飛行に成功しました。
それから99年目にあたる今年、太陽のエネルギーだけで飛ぶソーラー・モーターグライダーが、ついにこの偉業を成し遂げました。

2009/05/23 by Tate Slow
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学校。標準化、隷属化のためのシステム。

学校は創造力を奪っている

子どもの可能性を削ぎ落とし、ひたすら社会のために標準化する教育体系から、多様な創造性をはぐくむ教育体系にシフトしなければならない - ケン・ロビンソン卿の、ユーモアと深いメッセージに溢れた講演です。

2009/05/15 by Tate Slow
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ジオデシック・ドームで空中散歩。


ドイツの学生たちが、手製の小さな飛行船にカメラを取り付け、ジオデシック・ドームの中を空中散歩しています。

2009/05/12 by Tate Slow
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64億キロ彼方に浮かぶ青白い0.12ピクセル。

Photo: NASA/JPL

カール・セーガン氏の有名な詩、“A Pale Blue Dot”を本人が朗読したオーディオブックからの抜粋です。なるべく意訳したり順番を変えたりしないように気をつけて日本語訳してみました。

2009/05/11 by Tate Slow
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ポスト石油時代のシティーライフ。


日本などの大量消費型の社会は、石油という格安のエネルギー資源で成立しています。電力はもちろんですが、輸送機関の燃料、衣料品や洗剤、医薬品、農薬や科学肥料にいたるまで、ありとあらゆる領域で多岐にわたり石油に依存しているため、もし石油が手に入らなくなってしまったら、現在の生活のほとんどがドミノ倒しに崩壊してしまいます。特に都市部への影響ははかりしれません。

2009/05/09 by Tate Slow
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ホビット小屋の建て方。


なるべく自然の材料をつかって環境負荷の低い家を建てたいと思っても、専門の大工さんがいるわけでもないし、建築方が確立されているわけでもないしで、実際に建てた人から教わって自分で建てるくらいしか方法が無いのですが、そんな人のためでしょうか、ウェールズに住むSimon Dale氏は、自作した草屋根の“Low Impact”な家の建て方をウェブサイトで公開しています。

2009/05/04 by Tate Slow
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簡単安上がりな、プレハブの“食べられる家”。

エディブル・ハウス

未来の家は住人に食物も供給してくれるだろうか?

今週のウォールストリート・ジャーナルの“The Green House of the Future”という記事には、こんな疑問に答えてくれそうなコンセプト住居が掲載されています。

2009/05/01 by Tate Slow
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大空を泳ぐコンセプト飛行船、Air_ray。


Festo社の提案する飛行船のコンセプト、Air_rayは、生物の流れるような動きのダイナミクスを再現し、ゆったりと羽ばたいて、マンタレイのように優雅に、静かに飛び回ることができます。

2009/04/29 by Tate Slow
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タイダイ、ベルボトム、BiniShells。



アクエリアス・エイジと呼ばれた60年代には、バックミンスター・フラーのような空想家が多く活躍していました。その空想化のひとり、ダンテ・ビニ博士は、半自動的に“建設”される建造物や、街を丸ごとタワーや宇宙ステーションに収めた巨大建築物などの、ユニークな建築コンセプトを次々と発明したことで有名な建築家です。

2009/04/27 by Tate Slow
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裏返されたジオデシック・ドーム。


親しみをこめて“バッキー”という愛称で呼ばれたサイエンス・デザイナー、バックミンスター・フラー氏が、1947年に特許を取得したジオデシック・ドームは、テントから巨大パビリオンまであらゆるシェルターに応用できる、最小の部品で最大の空間を得る構造、のはずなのですが、デザイナーのMathieu Lehanneur氏は、何を思ったかこの構造を、やわらかいアイランド型のソファーに採用してしまいました。

2009/04/26 by Tate Slow
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小さな風をエネルギーに転生するDNA。

サボニウス型風車

Helix Wind社の開発した風車は、サボニウス型という古いタイプの風車を捻った形状で、微風でも発電することができるのが特徴です。

by Tate Slow
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魚眼レンズを通して見るジオデシック・ドーム。



魚眼レンズを通して見ると、球面に整然と並ぶトラス構造の連続性が際立ちます。
ジオデシック・ドームの発明者、バックミンスター・フラー氏は極度の近視で、分厚い眼鏡をかけていたため、物がかなり歪んで見えていたのではないかと言われていますので、ひょっとするとこんな風に見えていたのかもしれません。

by Tate Slow
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風力アシストのリカンベント自転車。


もし3輪のリカンベント自転車に帆を付けたら…

オランダのWhike社が開発、販売しているWhikeは、スクーターなみのスピードが出る、風力アシストのリカンベント自転車です。

by Tate Slow
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25万本のペットボトルで浮く自作トロピカルアイランド。

オフグリッドのハンドメイド・トロピカルアイランド、スパイラル・アイランド

スパイラル・アイランドは、ミュージシャン/アーティスト/大工でエコロジストのリッチー・ソワ氏が、1998年にメキシコのカンクーンに自作した、自給自足可能な浮島です。

2009/04/25 by Tate Slow
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捨てられたサイケデリック’60’sの建築と文化、Spaced Out。


Spaced Out: Radical Environments of the Psychedelic Sixtiesは、ミッド・センチュリーのモダニズム建築を専門にしてきたアラステア・ゴードン(Alastair Gordon)氏が一転、共同住居やヒッピーコミューンなど、既存の価値観を否定したラディカルな60年代の建築やライフスタイルについてまとめた本です。

by Tate Slow
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1933年からやってきた未来の車、ダイマクション・カー。

ダイマクション・カー(Dymaxion car)
Photo:washed ashore

自然の理への正しい理解と、それをできるかぎり有効に活用する“あるべき物の形”を模索しつづけた20世紀の偉人、バックミンスター・フラー氏が、1933年に開発した3輪の自動車、ダイマクション・カーです。

2009/04/24 by Tate Slow
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60億×兆トンの宇宙船 ~ その船員居住区マップ。


バックミンスター・フラーが発明した、通称「ダイマクション・マップ」とよばれる世界地図です。地形をなるべくゆがませずに正確な面積を得られるよう、球にいちばん近い正多面体の正二十面体に地図を投影し、陸地をひと続きのままに展開した有名な地図です。

by Tate Slow
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移動型ライフスタイルの実験プロジェクト、Transit Antenna。


Transit Antennaは、中古の市営バスを改造した、バイオ・フュエルで走るキャンピングカー2台に、3家族、計7人が乗り、行く先々で仕事をしながら北アメリカを旅する実験的プロジェクトです。参加者はそれぞれ、ライターであったり、映画作家であったり、画家であったり、シェフであったり、ミュージシャンであったりしますが、とくに職業にこだわることなく、必要とされる仕事をし、そして好きなときに旅立っていきます。

2009/04/23 by Tate Slow
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低高度のジェット気流で発電する空飛ぶ風車。

ジェット気流を利用して発電する風車

カナダ、オンタリオのMagenn Power社が開発したMARSは、ヘリウムで浮き、定常的に吹く低高度のジェット気流をとらえて発電する浮揚式の風車です。既存の発電用風車やディーゼル発電装置より簡単に設置でき、ローコストですが、環境負荷が低く、稼動効率が高いという特徴があります。

by Tate Slow
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凧に引かれてで進む豪華ヨット。

カイトセイル付きヨット

Stefani Krucke氏がデザインしたKitanoは、このクラスのヨットに、さまざまな利点を持つカイトセイル(凧の帆)を採用する提案です。

2009/04/22 by Tate Slow
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ビルの屋上に設置する、自給自足ユニット。

都市用・自給自足ユニット
URBAN SPACE STATION スライドショ―

ビルなどに“パラサイト”する建築物、アーバン・スペース・ステーションは、都会のビルをひとつの閉じた生態系として機能させるバイオユニットの提案で、呼吸で二酸化炭素濃度の上がったビル内の空気や排泄物をソーラーパワーで循環し、野菜を育てる仕組みになっています。

by Tate Slow
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天体のサイクルを可視化したカレンダー。


むかし、作家の開高健氏がテレビ番組で、
「暦を持たない民族はすべて絶滅しているんです」
とおっしゃってましたが、実際に絶滅したのかどうかはともかく、現存するすべての民族はを利用しています。食料の確保や川の氾濫などの予測から妊娠出産にいたるまで、政(まつりごと)を行うために、天体のサイクルを把握するメリットは計り知れなかったはずです。

2009/04/19 by Tate Slow
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貧困・奴隷状態からの自立を紡ぐ、現代のチャルカ。


非暴力・無抵抗主義を掲げ、インドを独立へと導いたガンジー。
彼はインド人の貧困と奴隷状態の原因のひとつは、イギリスの持ち込んだ近代機械文明を受け入れてしまったことだと考えていました。そして近代機械文明に頼らない独立した社会を築くため、運動のシンボルとして、かつ実際に人々が糧を得る手段として、インドの伝統的な手紡ぎ車、Charkha(チャルカ)を掲げていました。

by Tate Slow
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未知の世界、深海を飛ぶ潜水艇。


世界的に有名な海洋技術者のGraham Hawkes氏が開発した、翼を使って深海を“飛ぶ”潜水艇です。
普通潜水艦は、船内の空気を圧縮し、海水より重くなることで潜っていく、ちょうど飛行船を逆にしたような構造ですが、このDeep Flightは飛行機を上下逆さにした構造で、前進することで上下逆さになった翼に発生する揚力を使って下へ下へと“飛ぶ”仕組みです。

2009/04/16 by Tate Slow
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低く座る前輪駆動リカンベント、
パイソン・ローレーサー。

前輪駆動リカンベント パイソン・ロードレーサー

最近都内でも時々見かけるようになりましたが、リカンベントと呼ばれる仰向けになって操縦するタイプの自転車があります。一般の自転車とあまりに違う乗車姿勢のため、新奇なものと思われがちですが、歴史は古く、そもそも自転車が考案された当初からあったデザインで、環境意識の高まりとともに、主にヨーロッパを中心に愛好者が増えてきました。実際に乗車してみるとバックレストによりかかったままの姿勢は思いのほか楽で、しかも体重以上の脚力をペダルにかけられ、空気抵抗も少ないので、かなり高速で進むことができます。

2009/04/15 by Tate Slow
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温暖化時代のノマド生活。


このWaterpod™ Projectは、単なる建築物ではなく、アーティストのマリー・マッティングリーさんとミラ・ハンターさんが中心となって、キュレーターや教育者などとコラボレートして進めているアートプロジェクトで、上昇する海面に対応した、水上浮揚構造の、彫刻的な自律的エコ居住区の提案です。2009年5月1日のメイデーに“進水”が予定されています。

by Tate Slow
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太陽光で飛ぶモーターグライダーで、夏を追いかける。



Eric Raymond氏が1990年の8月、21のフライトと総計121時間の飛行時間でアメリカを横断に成功したソーラー・モーターグライダー、Sunseekerが、Sunseeker IIに進化しました。

2009/04/12 by Tate Slow
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野外ロックに繰り出そう。オフグリッドなエアストリーム、ローリングストーンズ・カプセル。



2009年初頭にAndes Sprouts Societyによる“スモール・イズ・ビューティフル”をテーマにした居住ユニットの募集に、スロバキアのNice Architectsが応募したローリングストーンズ・カプセルです。

by Tate Slow
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フラーの、森の生活。



アメリカの家具デザイナーDustin Feider氏が、子どものころからの夢であり、サステイナブル・ソサエティー・ムーブメントの象徴と考えているツリーハウスを、完全にエコ・フレンドリーにデザインしなおしました。

2009/04/08 by Tate Slow
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タイダイ染めの布をたくさん用意して…。


つなげて広げて…

by Tate Slow
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ゆるりと静かにとぶ個人用の飛行船。

Source: Electroplume by Airstar

Airstar社のElectroplume 250は、ひとり乗りの超軽量飛行船です。ヘリウムで浮き、推進用には電気モーターを使用しています。

2009/04/07 by Tate Slow
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荒野のゴミ屋敷は、ゴミ処理以外はオフグリッド。

Nautilus Earthship

1995年に建てられたアースシップというタイプの住居です。スパイラル状の間取りから、ノーチラス(オウム貝)・アースシップと呼ばれています。

建築家のマイケル・レイノルズ氏が考案したアースシップは、古タイヤや空き瓶など簡単に手に入る廃材とコンクリートで堅牢な基礎を築き、材木などの使用をミニマムに抑えて建設することができる住居です。世界中で既に500軒以上建設されています。

by Tate Slow
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