ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

果てしない荒野へ。
全翼機と飛行船の混血航空機、ソーラーシップ。


今や世界中に空港が整備され、あらゆる国で道路網も発達しましたが、実は空港は点と点を結ぶだけ、道路は線上の移動を可能にしただけで、地球にはまだまだ到達困難な“面積”が広く残されています。こうした僻地には、まだ発見もされて無い貴重な動植物が生息していたり、戦争や開発で土地を追われた人々や、絶滅が危惧される動物たちが逃げ込んできて、ひっそり暮らしていたりします。

このような荒野や砂漠、ジャングルや湿地帯などで、医薬品や食料、患者や研究者を搬送するロジスティクスを確立するには、軍事作戦なみの大規模オペレーションを定期的に実施するか、環境破壊を伴う大規模なインフラ整備を行う必要があります。

今はまだ…

2011/11/10 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment

雲の中でキャンプ。
ジプシー・ツェッペリン、エアロモデラーII。

水素 飛行船 エアロモデラー2

コンピューター・グラフィックで美しいレンダリングを描くだけなら、昔よりずっと簡単できるようになりましたが、はたしてどうしたら90メートルにも達する、ゼロ・エミッションのバイオミミクリな飛行船をつくって、実際に飛ばすことができるでしょうか。
ひとりの若いデザイナーと、彼ににふさわしい銀行残高しかないプロジェクトの場合はとくに。
リーヴェン・スタンディアート氏の方法はシンプルでした。自分で一歩づつ進めればいい…

2011/08/12 by Tate Slow
Categories: , | Leave a comment

ロケットから往復便へ。スペースシャトル最後の滑空。

スペースシャトル・アトランティス号 最後の帰還
Photo: NASA

2011年7月21日午前5時57分(EST)、最後のミッションを終えたスペースシャトル・アトランティス号が無事帰還しました。30年、135回におよんだフライトミッションのトリをかざる夜明け前の着陸の様子をNASAをが公開しています。この着陸風景こそ、スペースシャトルが従来のロケットと大きく違っていた点なのです。

2011/07/21 by Tate Slow
Categories: , | Leave a comment

不可能なんてありえない。500年ごしの処女飛行。

人力オーニソプター
人力機なのにプロペラがありません。

高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。


鳥のように空を飛ぶ機械といえば、イカルスの神話以前より19世紀末にいたるまでほとんどは、羽ばたき機(オーニソプター)のことでした。

天才レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)も1485年頃に人力オーニソプターのスケッチを描いています。実際につくられることも飛ぶこともありませんでしたが、彼の無数の鳥のスケッチからは、神の創造物である自然をつぶさに観察して飛翔のメカニズムを理解しようとしていたこと、そして特に鳥の飛行方法に大きな可能性を見出していただろうことがうかがえます。

2011/03/05 by Tate Slow
Categories: , | Leave a comment

99年の進化。ソーラー航空機初のアルプス横断飛行。

Photo: SolarFlight

1910年、ペルー人飛行家ホルヘ・チャベス氏は、たった30馬力あまりのフランスの単発単葉機ブレリオ XI号機を駆って標高2008メートルのシンプロン峠に挑み、初のアルプス横断飛行に成功しました。
それから99年目にあたる今年、太陽のエネルギーだけで飛ぶソーラー・モーターグライダーが、ついにこの偉業を成し遂げました。

2009/05/23 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment

ジオデシック・ドームで空中散歩。


ドイツの学生たちが、手製の小さな飛行船にカメラを取り付け、ジオデシック・ドームの中を空中散歩しています。

2009/05/12 by Tate Slow
Categories: , | Leave a comment

64億キロ彼方に浮かぶ青白い0.12ピクセル。

Photo: NASA/JPL

カール・セーガン氏の有名な詩、“A Pale Blue Dot”を本人が朗読したオーディオブックからの抜粋です。なるべく意訳したり順番を変えたりしないように気をつけて日本語訳してみました。

2009/05/11 by Tate Slow
Categories: , , | Leave a comment

大空を泳ぐコンセプト飛行船、Air_ray。


Festo社の提案する飛行船のコンセプト、Air_rayは、生物の流れるような動きのダイナミクスを再現し、ゆったりと羽ばたいて、マンタレイのように優雅に、静かに飛び回ることができます。

2009/04/29 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment

60億×兆トンの宇宙船 ~ その船員居住区マップ。


バックミンスター・フラーが発明した、通称「ダイマクション・マップ」とよばれる世界地図です。地形をなるべくゆがませずに正確な面積を得られるよう、球にいちばん近い正多面体の正二十面体に地図を投影し、陸地をひと続きのままに展開した有名な地図です。

2009/04/24 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment

太陽光で飛ぶモーターグライダーで、夏を追いかける。



Eric Raymond氏が1990年の8月、21のフライトと総計121時間の飛行時間でアメリカを横断に成功したソーラー・モーターグライダー、Sunseekerが、Sunseeker IIに進化しました。

2009/04/12 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment

ゆるりと静かにとぶ個人用の飛行船。

Source: Electroplume by Airstar

Airstar社のElectroplume 250は、ひとり乗りの超軽量飛行船です。ヘリウムで浮き、推進用には電気モーターを使用しています。

2009/04/07 by Tate Slow
Categories: | Leave a comment