小さな青い楽園の最後の人魚。

Photo: Wikipedia

The Earth is the only world known so far to harbor life.
地球は現在知る限り、生物が命を維持できるただひとつの惑星なのです。

Pale Blue Dot-- カール・セーガン

この惑星は、本当にたくさんの生き物で溢れています。
ここでは、毎日のように新奇な生物が発見されている一方で、多くの種が誰に知られることもないまま絶滅し続けています。
でもよく考えてみると私たちは、耳慣れた名の長年聞き知っているはずの同居人たちについても、あまり詳しくありません。

2012/01/03 by Tate Slow
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アルトイズ缶入り、手作りiPhoneソーラーチャージャー。


クリスマスはもともと冬至のお祭りでした。一年でいちばん暗い日。太陽がふたたび力を得て、明日から次第に日が伸びてゆくように願いを込めて、人々が祈った日です。

大地震、津波などの自然災害のみならず、社会もまた土台から揺らぎ始めた2011年。原子力発電所の大事故、独裁者たちの死、金融システムの瓦解、格差の拡大。既得権益を盾にこれまで以上に富を独占しようというわずかな人々がいる一方で、もはや市場というグリッドで役割を充てがわれなくなってしまった多くの人々は、ストリートに出てテントに住み、抗議活動を続けながら希望のない日々を送っています。私たちはこの暗い時代を乗り越えて、もう少しマシな社会をつくっていくことができるでしょうか。

そんな年の瀬ですら、富める商人たちは活気づきます。どう考えてもあまり必要でもなさそうなモノを売りつけようと、騒がしくあの手この手を弄してくるのです。テレビや新聞、ラジオで喧しく繰り返す昔ながらの方法はもちろん、今年はとくに、スパムフォローにリファラースパム、Youtubeの動画広告やUGCサイトでのステルスマーケティングなど、昨年までとはうってかわって膨大な広告費がネットに流れ込んできているように見えます。昨年末はクーポンサイトばかりがネット広告を席巻していたのが嘘のような充実ぶりです。

ただ今年は、そんな“話題の”ピカピカの新製品も、少しばかりくすんで見えるようです。

今まで薄々感じていた社会の不具合が一気に溢れ出し、あまりにも多くの人々が住む場所はおろか食べ物や飲み物ですらも儘(まま)ならなくなってしまった今年、これまでのようにただデパートの棚から選ぶのだけではなく、ちょっとだけエネルギーや大量消費について見つめ直せるような、ひと手間かけた小さな贈り物なんてどうでしょうか。といっても手編みのセーターではありません。

2011/12/24 by Tate Slow
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巨大グリッドからエネルギーを解放する
極小テクノロジー。


私たちが抱える地球規模の心配事の多くは、エネルギーと電力の問題を中心としています -- いかにコントロールするのか、どうやって対価を支払っていくのか、このまま燃やしつづけて良いのか…

投資コンサルタントとしてならしていたジャスティン・ホール・ティピング氏は2000年、故郷コネティカット州ほどもある巨大な氷山B-15が南極大陸から分離したという報道に強いショックを受けました。

「これよりもっとマシなエネルギー供給方法はないものだろうか」

彼は長年ベンチャー・キャピタルで事業投資に従事してきた経験を生かし、極小スケールのエネルギーについて研究をしている大学やラボを資金援助をする投資ファンド、ナノホールディングスを設立しました。発電、送電、蓄電、資源の保全の4つの部門で、最先端の科学技術、ナノテクノロジーを応用し、根本から新しいエネルギーのあり方を探るためです。

資金的に大きなリスクを伴う事業ですが、ここから見えてきた可能性は実に驚くべきものでした。

2011/11/24 by Tate Slow
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太陽と木とフィボナッチ数と少年。


森を歩いていた少年に訪れたあるインスピレーション。自然のデザインに対する彼の飽くなき探究心が、ソーラーパネルの発電効率を大きく向上させることになるかもしれません。

2011/11/14 by Tate Slow
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果てしない荒野へ。
全翼機と飛行船の混血航空機、ソーラーシップ。


今や世界中に空港が整備され、あらゆる国で道路網も発達しましたが、実は空港は点と点を結ぶだけ、道路は線上の移動を可能にしただけで、地球にはまだまだ到達困難な“面積”が広く残されています。こうした僻地には、まだ発見もされて無い貴重な動植物が生息していたり、戦争や開発で土地を追われた人々や、絶滅が危惧される動物たちが逃げ込んできて、ひっそり暮らしていたりします。

このような荒野や砂漠、ジャングルや湿地帯などで、医薬品や食料、患者や研究者を搬送するロジスティクスを確立するには、軍事作戦なみの大規模オペレーションを定期的に実施するか、環境破壊を伴う大規模なインフラ整備を行う必要があります。

今はまだ…

2011/11/10 by Tate Slow
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