Source: Electroplume by Airstar
Airstar社のElectroplume 250は、ひとり乗りの超軽量飛行船です。ヘリウムで浮き、推進用には電気モーターを使用しています。
浮揚中に回転翼などを動かす必要がなく非常に静かなので、低高度の空気のサンプル採取や野生動物の観測などの調査に最適で、振動も少ないので航空撮影にも向いているそうですが、もちろん、レジャー用にも販売してくれるようです。
これだけ表面積があると、安価なソーラー発電フィルムでも、駆動用モーターくらいは動かせそうです。
自動車での移動範囲というのは、実は道路という線型のインフラに限られています。こうした、低コストで安全に移動できる飛行体を上手に使えば、不要な環境負荷を増やすことなく、居住可能範囲を広げられる可能性があるかもしれません。
パリのグランパレスの中を飛ぶElectroplume 250。
インフレータブルな専用格納庫で整備中。
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