移動型ライフスタイルの実験プロジェクト、Transit Antenna。


Transit Antennaは、中古の市営バスを改造した、バイオ・フュエルで走るキャンピングカー2台に、3家族、計7人が乗り、行く先々で仕事をしながら北アメリカを旅する実験的プロジェクトです。参加者はそれぞれ、ライターであったり、映画作家であったり、画家であったり、シェフであったり、ミュージシャンであったりしますが、とくに職業にこだわることなく、必要とされる仕事をし、そして好きなときに旅立っていきます。



今後2年をかけて、この旅についての文章や写真、ムービーなどをウェブサイトで公開していくそうです。リンク先のムービーは、ラジオ放送をしたときのものです。

ただアメリカを横断するために数週間、もしくは数ヶ月だけ移動生活をするというだけでは不十分と考えた彼らは、2年という期間をかけて、心身ともにノマド的な漂泊生活に馴染むことを選択しました。もう住所も、決まった時間に出勤しなければいけない仕事もありません。そのかわりに、安定した生活や貯金、保険など未来に備えることはあきらめなければならなかったそうです。

漂泊の身だからこそ見えてくるアメリカの姿にインスパイアされつつ、彼らはクエストを続けています。


Source:TransitAntenna.com
Via:Ecoshack

2009/04/23 by Tate Slow
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